ミラー冷却式露点計 MIRRORCL Series

光源から放射された光は、銅製でロジウムメッキが施されたミラー面で反射し、受光部へと導かれます。ミラーの底面にはペルチェ素子がマウントされており、温度が徐々に低下します。ミラーの表面温度が周囲のガスの露点温度を下回ると、結露が発生します。

この結露により反射光の減衰が生じ、その信号を受光部で検出します。続いて、ミラーの温度を上昇させると、結露が消失し、反射光量が回復します。

この温度変化に応じた動作を繰り返し、最終的に温度が収束した点がガスの露点温度となります。ミラーの温度は、内部に組み込まれたPT100Ω温度センサーによって測定され、モニターに表示されます。

MIRRORCL-P は、ミラー冷却方式の測定原理を採用した、高精度でベーシックな露点計です。

センサーをプローブタイプにして小型・軽量化を図り、あらゆるアプリケーションに対応しやすくしました。

光源には赤外線を用いているので外乱光の影響を受けにくく、ミラー反射光量自動補正機能（ABC）も備えています。

MIRRORCL-S は、ミラー冷却方式の測定原理を採用した、高精度でベーシックな露点計です。

センサーに空冷ファンを標準装備しているのでペルチェの発熱を効率よく逃がします。

光源には赤外線を用いているので外乱光の影響を受けにくく、ミラー反射光量自動補正機能（ABC）も備えています。